Excelで道路照明灯基礎の設計計算 -S50建設省通知-
この記事では、道路照明灯の基礎をエクセルで設計計算してみた結果をご紹介します。
地中の障害物などで、標準的な基礎が設置できない場合に、基礎の形状をすぐに変更設計できるように作ったものの一つです。
基礎の設計方法はいくつかありますが、今回紹介する設計方法は、昭和50年の建設省(現:国土交通省)通知を元にしています
1. 設計方法昭和50年7月15日付け道企発第52号「道路附属物の基礎について」の「4.基礎の寸法 2)」より、基礎の天端に作用する水平力と曲げモーメントを計算したうえ、表-5によって基礎の寸法を定める。
設計の流れは下記フローチャートのとおりです。
📌NOTE
古い通知ですが、国土交通省道路局のWebサイトに掲載されていることから、設計の考え方としては現在でも利用可能です
ただし、表1はもう使えません。例えば、地上高さ12mの照明灯の基本形における基礎の根入れ長さは210cmとなっていますが、2014年に国土交通省は標準根入れ長を190cmに変更しています。
2. 設計条件地盤は自重に対して安定であるとする。(N値10程度の砂質地盤相当)
器具は「 ...
エクセルを印刷する時、フッターにファイルパスを自動入力する方法
紙に印刷したエクセルファイルの保存先フォルダが分からなくなってしまうことはないでしょうか?
この記事では、そんな時のために、紙に印刷するとファイルのパスを自動的にフッターに入力する方法を紹介します。
やり方は、フッターにファイルのパスを記入し印刷プレビューを表示するマクロを作成・編集して、クイックアクセスツールバーにそのマクロのボタンを配置します。
ステップ1:マクロの作成タブ「表示」のうち、右端の「マクロ」をクリックして、「マクロの記録」を選択します。
マクロ名を「PathFooter」と書き換えて、マクロの保存先は「個人用マクロ ブック」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
タブ「ページレイアウト」をクリックして、中央付近「シートのオプション」の右下のアイコンをクリックします。
ダイアログのタブ「ヘッダー/フッター」をクリックし、「フッター」プルダウンで上から6つ目のファイルパスを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
ダイアログが閉じたら、タブ「ファイル」をクリックします。
メニューから「印刷」を選択し、印刷ボタンをクリックします。
印刷結果のフッ ...
無料でワードのドキュメントをPDF変換する方法の比較
ワードには、ドキュメントをPDFに変換し保存するエクスポート機能があります。
しかし、PDFの画質が想定以上に悪くなる場合や、ファイルサイズが大きくなってしまうことがあります。
このほか、Word2016以降のバージョンではしおりの表示がおかしくなる場合があります。
そこで、この記事では以下の3点に焦点をあて、無料で利用可能な4つのPDF変換方法を調査し、比較します。
画質劣化を避ける
ファイルサイズを小さくする
しおりを正常に表示させる
ワードのエクスポート機能でPDF変換Word2007以降のバージョンには、ドキュメントをPDFに変換し、保存するエクスポート機能があります。
Microsoft365での変換方法を見てみましょう。
やり方まず、タブ「ファイル」をクリックします。
メニューのうち「エクスポート」をクリックします。
「PDF/XPSの作成」ボタンをクリックします。
表示されたダイアログの右下のラジオボタンが「標準(オンライン発行および印刷)」になっているのを確認したら、「オプション」ボタンをクリックします。
このオプションのうち、「次を使用してブッ ...
ワードのファイルサイズを小さくするため、画像の挿入方法を検証
この記事では、Microsoft Wordのファイルサイズが肥大化しないように、画像の挿入方法を検証してみました。
結論は、以下の4点が画像の劣化を抑えつつファイルサイズを小さくするのに重要だということです。
フォーマットの使い分け
画像の横幅は640px
作業手順は、「1.トリミング・リサイズ」、「2.圧縮」、「3.ワードに挿入」
ワードのオプション「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェック
フォーマットの使い分け実験した結果、画像フォーマットのうち、「JPGとPNGの2つを使い分ける」ことがファイルサイズを小さくする最も良い方法とわかりました。
JPGは、写真やグラデーションのあるイラストに向けに使います。
色々ある画像フォーマットの中でJPGは、写真画像の劣化を抑えつつ、ファイルサイズを最も小さくできます。
なお、JPGは品質100以外で圧縮すると、ファイルサイズはより小さくなりますが、画像が劣化してしまいますので、私は「常に品質100で圧縮する」ことに決めています。
PNGは、グラデーションのないイラストに使います。
PNGはJPGに比べて、ファイルサイズが大きい ...
ワードをPDF保存した時の「しおり」についてのバグと対処方法
この記事では、Microsoft Word2016でドキュメントをPDF保存すると、「しおり」がおかしい表示になるバグと、その対処方法について紹介します。
結論は、Word2016、2019で作成したドキュメントをPDF化する時に「しおり」を正しく表示させるには、Word2010、2013で開いてPDF化すること、またはAdobe.comでPDF化することです。
PDFの「しおり」とは?PDFのしおりとは、下図のとおり左側のパネルに表示される「各見出しへのリンク」です。
試しに「2.1 日本」をクリックしてみましょう。
下図のとおり、「2.1 日本」のページに移動しました。
このとおり「しおり」があると、PDFが読みやすくなります。
WordのドキュメントをPDF保存するときの「しおり」の設置方法まずは、Wordのドキュメントが下図のように、スタイル「見出し」が設定されている必要があります。
スタイルの設定方法は、下記の記事で紹介していますので、参考にしてください。
スタイルとアウトラインの定義を使って、ワード文書の見出しに番号をつける方法Microsoft Wordで作 ...
ワードの図表番号、見出し番号、目次を更新する方法
過去3回の記事で、Microsoft Wordの図表、見出し、目次をすべて紐づけて番号付けする方法をご紹介しました。今回は、それらを入力した文章を入れ替えた際にズレてしまう番号の更新方法について、ご紹介します。
なお、下記3つの記事を先に読んでいただけると、この記事の内容がよくわかると思います。
スタイルとアウトラインの定義を使って、ワードの見出しに付番Microsoft Wordで作成した文書に「見出し」を書くとき、スタイルとアウトラインの定義を使って「見出し」に番号をつければ、文書の体裁を統一しやすくなるだけでなく、文書の入れ替えなどの編集もしやすくなります。https://ce-note.com/heading-number/
ワードにおける目次とページ番号の追加方法この記事では、Micosoft Wordで作成した文書に、目次とページ番号を追加する方法を説明します。https://ce-note.com/toc-number/
ワードにおける図と図表番号の挿入方法この記事では、Microsoft Wordで作成した文書に図を挿入する方法を説明します。また、見出し番号に連動 ...
ワードにおける図と図表番号の挿入方法
この記事では、Microsoft Wordで作成した文書に図を挿入する方法を説明します。また、見出し番号に連動する図表番号の挿入方法も紹介します。
図と図表番号の挿入は、「順番」が非常に大切です。
順番を間違えると手間が増えるので注意しましょう。
チュートリアル手順1:見出しをスタイルとアウトラインの定義で設定図表番号の設定の際に、見出し番号に連動させるため、図の貼り付け前に見出しをスタイルとアウトラインの定義で設定する必要があります。
具体的な設定方法は、下記の記事で紹介しています。
スタイルとアウトラインの定義を使って、ワードの見出しに付番Microsoft Wordで作成した文書に「見出し」を書くとき、スタイルとアウトラインの定義を使って「見出し」に番号をつければ、文書の体裁を統一しやすくなるだけでなく、文書の入れ替えなどの編集もしやすくなります。https://ce-note.com/heading-number/
手順2:図を貼り付けまず、図表番号より先に図を貼り付けます。
図表番号を先 ...
ワードにおける目次とページ番号の追加方法
この記事では、Microsoft Wordで作成した文書に、目次とページ番号を追加する方法を説明します。
なお、目次の作成には、スタイル「見出し」を見出しとなるべき段落に適用している必要があります。
下記の記事でスタイル「見出し」の設定方法を紹介しています。
スタイルとアウトラインの定義を使って、ワードの見出しに付番Microsoft Wordで作成した文書に「見出し」を書くとき、スタイルとアウトラインの定義を使って「見出し」に番号をつければ、文書の体裁を統一しやすくなるだけでなく、文書の入れ替えなどの編集もしやすくなります。https://ce-note.com/heading-number/
上記の記事で作成した文書を使って説明しますで、未読の方は上記の記事を先にお読みください。
この投稿で使用したバージョンは、Word2016です。
目次の追加最初の見出し「アジア」の先頭にカーソルを移動させます。
タブ「参考資料」をクリックし、一番左の「目次」をクリックします。
目次のメニューのうち、上から2つ目をクリックします。
目次がタイトル「私の旅行」と見出し「アジア」の間 ...
ワードの見出しの色やインデントを変える方法
この記事では、Microsoft Wordの機能のうち、見出しの色やインデントを変える方法を紹介します。
出来上がりのイメージ下記の画像が出来上がりのイメージです。
この設定の主なポイントは、下記のとおりです。
各章の境目が分かりやすくなるように、「見出し1」の背景を濃灰色とし、文字を白色にする。
背景色を変えた「見出し1」は上下の空白が不均一になるので、均一に設定する。
「見出し2」のインデントは「0」にする。
「見出し3」のインデントは「5mm」にする。
なお、下記の記事で作成した文書で説明しますで、未読の方は下記の記事を先にお読みください。
スタイルとアウトラインの定義を使って、ワードの見出しに付番Microsoft Wordで作成した文書に「見出し」を書くとき、スタイルとアウトラインの定義を使って「見出し」に番号をつければ、文書の体裁を統一しやすくなるだけでなく、文書の入れ替えなどの編集もしやすくなります。https://ce-note.com/heading-number/
見出し1を「濃灰色背景、白色文字」にするスタイル「見出し1」を設定している「アジア」にカー ...
スタイルとアウトラインの定義を使って、ワードの見出しに付番
Microsoft Wordで作成した文書に「見出し」を書くとき、スタイルとアウトラインの定義を使って「見出し」に番号をつければ、文書の体裁を統一しやすくなるだけでなく、文書の入れ替えなどの編集もしやすくなります。
もし、あなたが「見出し」を書くときに、手入力で番号をつけたり、フォントサイズの変更を見出しの一つ一つで行っているなら、是非この投稿を読んでください。
この投稿で使用したバージョンは、Word2016です。
チュートリアルStep1. 見出しになる段落にスタイルを適用するまずは、文書を新規作成し、いくつかのテキスト(段落)を入力します。
入力した段落のうち、「見出し1」になる段落にカーソルを合わせます。この下図では、「アジア」にカーソルを合わせています。
次にタブ「ホーム」にあるスタイルギャラリーから「見出し1」をクリックします。
これで、「アジア」という段落に「見出し1」のスタイルが適用されました。
同様の手順で、「日本」に「見出し2」、「ヨーロッパ」に「見出し1」、「イングランド」に「見出し2」を適用しましょう。
この段階では、まだ見出しに番号はありません ...